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東京ディズニーリゾートで妥協ナシの1泊2日を過ごす! 「魔法に満ちた」バケーションパッケージ体験記

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 東京ディズニーリゾートが「魔法に満ちた特別な旅」とうたって販売する公式プランがあるのをご存知だろうか。その名も「東京ディズニーリゾート・バケーションパッケージ」。ホテルとパークのチケットに加え、ファストパス・チケットやショー観覧といった特典が付いてくる。オリエンタルランドのアンケート調査(昨年度)によれば、「満足している」と答えた参加者は97.2%。正直「そんなバカな!」と疑ってしまうくらい、高い満足度を誇っている。

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 バケーションパッケージには「たっぷりキャラクター三昧」「アトラクションをめいっぱい楽しむ」「ゆったりと年越し」など季節や目的に応じたさまざまなプランが用意されている。記者は今回クリスマスシーズンを楽しむための「ディズニー・クリスマスを満喫する 2DAYS」を実際に体験することになった。2つのパークを自由に行き来できる2デーパスポート、時間指定なしのファストパス2枚、フード&ドリンク券などがセットになった1泊2日のプランだ。

 売りは、3つのクリスマスショー「テーブル・イズ・ウェイティング――クリスマス・キュイジーヌ」「カラー・オブ・クリスマス」「ディズニー・サンタヴィレッジ・パレード」を専用席/エリアから鑑賞できること。宿泊は東京ディズニーリゾート・オフィシャルホテルから選べ、朝食も付いている。至れり尽くせりとはこのことだ。気になる料金は4万2900円〜6万6800円。なかなかのお値段にびっくりした人は多いかもしれない。

 バケーションパッケージのそのほかのプランを見てみても、1泊2日で数万円前後、2泊3日では10万円を超えるものもあるなど、価格帯は決して安くはない。だが特別な体験ができるとあって、即完売するプランもあるほどファンの注目度は高いという。果たして価格に納得してしまうくらい濃い時間があるのだろうか。普段よりちょっとぜいたくな魔法の時間を皆さまにもご覧に入れよう。

●200分待ちを尻目にスイスイ

 1日目の昼過ぎに東京ディズニーシーに到着した記者。まずは今夏500分待ちで話題になった「トイ・ストーリー・マニア!」へ向かう。いまだに大人気で、平日にも関わらず200分待ちの行列ができ、ファストパスの発券もすでに終了している状態だったが、バケーションパッケージに付いているファストパスでスイスイ入場。朝から並んでいる親子連れやカップルを尻目に自分だけこんなに楽ちんで良いのだろうか……と申し訳ない気持ちにさえなる。

(C)Disney

 「トイ・ストーリー・マニア!」の後はパーク内を散策。期間限定ドリンク「もなか抹茶ラテ」を飲んでゆっくりしたり、いくつかの場所に飾られているクリスマスツリーを巡って写真を撮ったりしているとあっという間に時間が過ぎていく。乗り物だけじゃない余裕のあるパークの楽しみ方を知り、ちょっとオトナ(?)になった気分。途中のタワーオブテラーで2枚目のファストパスを使い、メリハリの効いた午後を楽しむ。いや〜ファストパスは蜜の味でござるな。

 この日のハイライトは2つのクリスマスショー。昼間に見た「テーブル・イズ・ウェイティング――クリスマス・キュイジーヌ」では鑑賞席が確保されており、混雑とは無縁な上、全体的に舞台と客席が近いので、キャラの一挙手一投足をじっくり楽しめた。一方、夜の「カラー・オブ・クリスマス」も、メディテレーニアンハーバーの専用エリアが用意され、ロマンティックな雰囲気を堪能できる。それが終われば閉園まで遊ぶも良し、ホテルへ帰るも良し。余韻を引きずり放題。現実に引き戻されることのない夜って素晴らしい。これがバケーションパッケージの力か。

●たかが15分、されど15分 一足早くパークへ入場

 東京ディズニーシーを満喫しつつも無駄な体力は一切使わずに迎えた2日目。ディズニーアンバサダーホテルに宿泊していたので、朝食はホテル内の人気レストラン「シェフ・ミッキー」で取ることにした。ここでは、ミッキーを始めディズニーの仲間たちがテーブルを1つ1つ周ってくれる。朝からミッキー型のパンケーキを頬張り、ミッキー本人とハイタッチ&記念撮影。早起きでボーっとしていた頭が一気に目覚めていく。朝からミッキーとか反則だよ!

(C)Disney

 テンションを上げざるを得ない状況のもと、2日目は東京ディズニーランドへ。東京ディズニーリゾート・オフィシャルホテルの宿泊者には、開演15分前にパークへ入場できる特典「ハッピー15エントリー」が提供されているので、今日はその専用ゲートから入場だ。15分のアドバンテージの使い方は自由。真っ先にお目当てのアトラクションへ行けば、並ばずに乗ったり、ファストパスをゲットしたりできるはず。実際に記者は数分の待ち時間だけで「モンスターズ・インク“ライド&ゴーシーク!”」に入れた。出てきた頃にはすっかり行列が。たかが15分、されど15分――特典のありがたみを噛み締める。

 午前中にはクリスマスショー「ディズニー・サンタヴィレッジ・パレード」も鑑賞。ワールドバザールを抜けた先にある専用席は、目の前にシンデレラ城がそびえ、ミッキーとミニーが正面で止まって踊ってくれる特等席だった。ここまで終わっても、まだお昼前。後はこれから半日自由に過ごせる。予定が詰め込まれたプランではないので体力的にも楽だった。

 関東近郊の人にとってはそもそも“泊まりでディズニー”自体のハードルが高いかもしれない。だがバケーションパッケージなら相応の価格と引き換えに妥協ナシの時間を過ごせることは確か。「特別な旅」ということなので、「自分へのご褒美にしたい」「同行者を喜ばせたい」といった目的があってパークへ来るなら、奮発してみても良いかもしれない。

(C)Disney

(C)Disney

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(C)Disney


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