Quantcast
Channel: Ameba News [アメーバニュース]
Viewing all articles
Browse latest Browse all 104060

細かいことにこだわる分析型タイプと、仕事でうまく渡り合うコツは?

$
0
0
「会話中に、どうでもいい細かいことにやたらとこだわって話が進まない」「会議中はずっと黙っていたのに、終了間際になって急に否定的な意見を言って場を混乱させる」…そんな人、周りにいない? マネジメントコンサルタントの濱田秀彦さんによると、これらは最近急増している“分析型タイプ”の特徴的な行動パターンなのだとか。

「このタイプは感情表現に乏しく、周囲から『何を考えているかわからず、付き合いにくい』と思われがちです」(濱田秀彦さん)

しかし、こうした相手とも関わらなければならないのが仕事というもの。もし、取引先の担当者が“分析型タイプ”だったら、どうすればいい?

「ポイントは、相手のペースに合わせて、時間に余裕のあるスケジュールで仕事を進めることです。分析型は、自分のペースが乱されることや考える時間が取れないことが苦手。ですから、アポは当日や翌日ではなく、少なくとも1週間後など、余裕を持って取りましょう」(同)

また、熟考する傾向がある“分析型タイプ”は即答が苦手なので、事前に資料を渡すなどして情報を提供しておくといいそう。

「事前に資料を渡すことで、“分析型タイプ”は時間をかけてじっくりと読み込み、考えることができます。もし、資料に関して細かいことを聞いてきたら、興味がある証拠。面倒がらずに、一つひとつ説明しましょう」(同)

時間をかけてしっかり検討してもらっても、すぐに結論を出せないのも“分析型タイプ”の特徴。結論を出してもらいたいときは、どうしたらいい?

「急いで答えを引き出そうとせず、『1週間後にご連絡しますので』などと少し猶予を与えつつも時間を区切ってみましょう。それでも期日に結論が出ないときは、『○月に結果を出すには、○月にはこの業務を開始すべきです』と時間を逆算して説明するといいですよ」(同)

そんな“分析型タイプ”と相性がいいのは、実は同じ“分析型タイプ”なのだそう。もし、“分析型タイプ”の取引先とのやりとりに手を焼いているなら、社内の“分析型タイプ”の人にサポートをしてもらうのがおすすめ。

どの職場にも必ずいる“分析型タイプ”。相手のペースを確認しながら、上手に付き合ってみよう。



マネジメントコンサルタント。早稲田大学卒業後、住宅メーカー関連会社へ入社。最年少支店長をへて人材開発会社に転職。営業マネージャー、経営企画マネージャーを経て独立。現在はマネジメント、コミュニケーション、キャリア開発のコンサルタントとして年に150日以上の講演、セミナーを行う。近著に『あなたが上司から求められているシンプルな50のこと』(実務教育出版)がある。




【関連記事】
決してホメない“分析型”の上司との付き合い方
ココロとカラダに合わせて行動して、“時間リッチ”な人になろう!
これを言ったら運気がダウン!今週気を付けるべき“言葉の地雷”とは?

Viewing all articles
Browse latest Browse all 104060

Trending Articles