「新月に願いごとをするとかないやすい」…そんな話を聞いたことがある人もいるのでは。月のリズムを取り入れた月ヨガを提唱するインストラクターの島本麻衣子さんは、「月の周期は29日半。その満ち欠けは、自然や人間に大きな影響を与えます」と話す。
「月の引力が強くなる満月や新月には、潮が満ちて大潮になります。体の70%が水分でできているとされる人間が、その影響を受けても不思議はありません」(島本麻衣子さん)
月の満ち欠けのリズムのスタートである新月は、自然界や人間にとって“種まき”のような時期。ポジティブになり、新たになにかを始めようという気持ちになりやすいそう。
「そのため、新月に願いごとをしたり、新しい仕事や習いごとを始めるのがおすすめ。特に女性は約28日周期で月経を迎えることもあり、月の影響を受けやすいもの。新月には、心と体が積極的に栄養を吸収し始めようとするので、きれいな体の土台を作りやすいのです」(同)
体が食べたものを吸収し始める時期だからこそ、季節の食材を選んで。これからの季節に必要なのは、根野菜。また、地元で取れたオーガニック野菜や玄米、大豆もおすすめ。
「新月には自然界に“締まる”力が働き、女性の骨盤も締まりやすくなります。すると、新しい命を宿すための子宮の準備が整いやすくなるので、新月の頃に排卵日を迎えると体はとてもラクになります。また、女性ホルモンのエストロゲンが分泌される時期なので、骨盤が締まることで、女性らしい体になれますよ」(同)
では、月ヨガではこの時期にどんなポーズをするといいの?
「月の影響で骨盤が締まる時期だからこそ、“割座のポーズ”で骨盤の柔軟性を高めて体のバランスをとるといいでしょう。このポーズは子宮を活性化させたい人や、足のむくみが気になる人におすすめです」(同)
割座のポーズは正座をするところからスタート。次にかかとをお尻の外側に移動させ、ふくらはぎの内側を地面につけるようにする。両膝はつけたままでも、開いても大丈夫。お尻を床につけ土台を意識し、胸の前で手のひらを合わせ呼吸を感じて。
「ポーズをしている間は呼吸を意識してください。自分の心や体の声に耳を傾けやすくなりますよ」(同)
次の新月は10月15日。ぜひこの日から月ヨガを始めてみて。
「月ヨガ」インストラクター。自然に囲まれた環境の中、月日記をつけていた祖母の影響を受けて育つ。モデルを始めた頃、モデルを始めた頃ヨガと出会いダンカンウォンに師事。心と体のバランスを崩したことをきっかけに、月の満ち欠けのリズムに合わせたヨガを実践。ヨガインストラクターとなって「月ヨガ」を考案し、日本国内だけでなくアジア各地にも広めている。著書に『月ヨガ』(講談社)がある。
【関連記事】
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「そのため、新月に願いごとをしたり、新しい仕事や習いごとを始めるのがおすすめ。特に女性は約28日周期で月経を迎えることもあり、月の影響を受けやすいもの。新月には、心と体が積極的に栄養を吸収し始めようとするので、きれいな体の土台を作りやすいのです」(同)
体が食べたものを吸収し始める時期だからこそ、季節の食材を選んで。これからの季節に必要なのは、根野菜。また、地元で取れたオーガニック野菜や玄米、大豆もおすすめ。
「新月には自然界に“締まる”力が働き、女性の骨盤も締まりやすくなります。すると、新しい命を宿すための子宮の準備が整いやすくなるので、新月の頃に排卵日を迎えると体はとてもラクになります。また、女性ホルモンのエストロゲンが分泌される時期なので、骨盤が締まることで、女性らしい体になれますよ」(同)
では、月ヨガではこの時期にどんなポーズをするといいの?
「月の影響で骨盤が締まる時期だからこそ、“割座のポーズ”で骨盤の柔軟性を高めて体のバランスをとるといいでしょう。このポーズは子宮を活性化させたい人や、足のむくみが気になる人におすすめです」(同)
割座のポーズは正座をするところからスタート。次にかかとをお尻の外側に移動させ、ふくらはぎの内側を地面につけるようにする。両膝はつけたままでも、開いても大丈夫。お尻を床につけ土台を意識し、胸の前で手のひらを合わせ呼吸を感じて。
「ポーズをしている間は呼吸を意識してください。自分の心や体の声に耳を傾けやすくなりますよ」(同)
次の新月は10月15日。ぜひこの日から月ヨガを始めてみて。
「月ヨガ」インストラクター。自然に囲まれた環境の中、月日記をつけていた祖母の影響を受けて育つ。モデルを始めた頃、モデルを始めた頃ヨガと出会いダンカンウォンに師事。心と体のバランスを崩したことをきっかけに、月の満ち欠けのリズムに合わせたヨガを実践。ヨガインストラクターとなって「月ヨガ」を考案し、日本国内だけでなくアジア各地にも広めている。著書に『月ヨガ』(講談社)がある。
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