前回4億7000万円の赤字を出した「ニコニコ超会議」が、来春は超強力なスポンサーを得て開催される。速報でお伝えした通り、1社のみの「特別協賛」は任天堂! ドワンゴの発表会に参加したメディアから「どうやって口説き落としたのか」と質問が飛ぶくらい、まさかの大物が“参戦”することになった。
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ニコファーレで開催された発表会の冒頭。スーパーマリオでコインをゲットしたときに流れる「ピコンッ」という音が響き、正面のディスプレイに「Nintendo」の文字が浮かび上がると、会場にいるニコニコ動画ユーザーが「おおおおおお」とどよめいた。続いて任天堂の岩田聡社長が登場すると拍手喝采。ニコニコ生放送の画面も「すげえ」「社長!」「88888」といったコメントであっという間に埋め尽くされた。
昼間にニコ生でライブ配信した「Nintendo 生Direct」に続き、今日はニコニコ尽くしの岩田社長。深々と一礼し、少し緊張した面持ちで「社長の岩田でございます」と挨拶する。続けて、昨年からニコ生でも実施している「Nintendo Direct」の取り組みに触れ「一重にニコニコの協力、視聴者の皆さんあってのこと。熱く御礼申し上げます」と語った。
「ニコニコ超会議2」の特別協賛を決めた理由は「日頃からNintendo Directをご覧いただいている視聴者への感謝の気持ち」から。「ネットとリアルの融合をかかげ、言わばニコニコユーザーの遊び場であるニコニコ超会議の発展に微力ながらお役に立てれば」とコメントした。さらに特別協賛という「大層な位置づけ」と言えども「任天堂色に染めようなどとは思っていません。皆さんのやりたいようにやっていただくのがニコニコだと思います」と話し、会場を多いに盛り上げた。
●「我々もびっくりしました」と夏野取締役
今回の「ニコニコ超会議2」には、特別協賛の任天堂のほかにも、経済産業省が後援し、23社が協賛社に決定。同じくゲームプラットフォーマーであるソニー・コンピュータエンタテインメントと日本マイクロソフトのほか、ヤフー、ローソン、ヤマハ、角川グループ、大塚食品、吉本興業、肉の万世などが名を連ねた。ドワンゴ夏野剛取締役が「(任天堂、SCE、マイクロソフトの3社そろい踏みは)東京ゲームショウでも実現してないからね」と語るラインアップとなっている。とくに任天堂がこの手の大型イベントでスポンサーになることは異例。「我々もびっくりしました」と夏野取締役が正直に明かした。
気になるのは「ニコニコ超会議2」の赤字が昨年と比べどこまで減らせるの見込みなのかという点だが、ドワンゴ川上量生会長によると「1億円以内(の赤字)にします」とのこと。夏野取締役は「黒字の予定はない」「トントンなら最高です」とコメントした。なお「ユーザーから頂いたお金でイベントを開催していますので、1番のスポンサーはユーザーの皆さんです」(川上会長)。
発表会では「ニコニコ超会議2」の開催概要も告知。開催日は4月27日、28日の2日間。入場券は前売り券1500円、当日券2000円、2日間通し券(前売りのみ)2500円。会場で並ばずに入場できる「優先入場券」も数量限定で登場。まずは6日からローソンチケットで先行販売している。地方から会場に向かうバスツアーや鉄道ツアーも実施するほか、「痛Gふぇすた」などほかのイベントとの併催が決定した。
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ニコファーレで開催された発表会の冒頭。スーパーマリオでコインをゲットしたときに流れる「ピコンッ」という音が響き、正面のディスプレイに「Nintendo」の文字が浮かび上がると、会場にいるニコニコ動画ユーザーが「おおおおおお」とどよめいた。続いて任天堂の岩田聡社長が登場すると拍手喝采。ニコニコ生放送の画面も「すげえ」「社長!」「88888」といったコメントであっという間に埋め尽くされた。
昼間にニコ生でライブ配信した「Nintendo 生Direct」に続き、今日はニコニコ尽くしの岩田社長。深々と一礼し、少し緊張した面持ちで「社長の岩田でございます」と挨拶する。続けて、昨年からニコ生でも実施している「Nintendo Direct」の取り組みに触れ「一重にニコニコの協力、視聴者の皆さんあってのこと。熱く御礼申し上げます」と語った。
「ニコニコ超会議2」の特別協賛を決めた理由は「日頃からNintendo Directをご覧いただいている視聴者への感謝の気持ち」から。「ネットとリアルの融合をかかげ、言わばニコニコユーザーの遊び場であるニコニコ超会議の発展に微力ながらお役に立てれば」とコメントした。さらに特別協賛という「大層な位置づけ」と言えども「任天堂色に染めようなどとは思っていません。皆さんのやりたいようにやっていただくのがニコニコだと思います」と話し、会場を多いに盛り上げた。
●「我々もびっくりしました」と夏野取締役
今回の「ニコニコ超会議2」には、特別協賛の任天堂のほかにも、経済産業省が後援し、23社が協賛社に決定。同じくゲームプラットフォーマーであるソニー・コンピュータエンタテインメントと日本マイクロソフトのほか、ヤフー、ローソン、ヤマハ、角川グループ、大塚食品、吉本興業、肉の万世などが名を連ねた。ドワンゴ夏野剛取締役が「(任天堂、SCE、マイクロソフトの3社そろい踏みは)東京ゲームショウでも実現してないからね」と語るラインアップとなっている。とくに任天堂がこの手の大型イベントでスポンサーになることは異例。「我々もびっくりしました」と夏野取締役が正直に明かした。
気になるのは「ニコニコ超会議2」の赤字が昨年と比べどこまで減らせるの見込みなのかという点だが、ドワンゴ川上量生会長によると「1億円以内(の赤字)にします」とのこと。夏野取締役は「黒字の予定はない」「トントンなら最高です」とコメントした。なお「ユーザーから頂いたお金でイベントを開催していますので、1番のスポンサーはユーザーの皆さんです」(川上会長)。
発表会では「ニコニコ超会議2」の開催概要も告知。開催日は4月27日、28日の2日間。入場券は前売り券1500円、当日券2000円、2日間通し券(前売りのみ)2500円。会場で並ばずに入場できる「優先入場券」も数量限定で登場。まずは6日からローソンチケットで先行販売している。地方から会場に向かうバスツアーや鉄道ツアーも実施するほか、「痛Gふぇすた」などほかのイベントとの併催が決定した。
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