夫婦仲を良くするためには、「夫婦鍋」が効果的！？

トレンド総研は13日、夫婦が2人きりで家で鍋をする「夫婦鍋」に関する
ニーズとメリットについてレポートをした。

20代～50代の既婚男女500名に聞いた調査によると、
「夫婦鍋」をしたことがあるという人は82.4％で、
そのうち、「『夫婦鍋』をしたことで夫婦仲が良くなったと思いますか？」と聞いたところ、
70.9％の人が「良くなった」と回答し、「夫婦鍋」をすることで夫婦仲が良くなることが明らかになった。

また、「夫婦鍋」のメリットについては、「2人で片付けや準備をしたりと、普段はあまりできないことができる。」、
「ほっこりした気分になるので、喧嘩しているときに食べると自然と仲直りができる。」といった声があがった。

一方で、現状の「夫婦鍋」を行う際の課題について「『夫婦鍋』を行う際に解決したいことは何ですか？」と聞いたところ、
「部屋ににおいがこもる」が一番多く18.6％、続いて「2人分の量で作れない」（15.4％）、「材料があまる」（14.2％）
という結果だった。2人分の量の調整が難しいという課題があるようだ。

そこで、「鍋のスープの量や濃さを自由に調整できる商品があれば、夫婦鍋を今よりももっとしたいと思いますか？」と
全員回答で聞くと、61.6％の人が「したいと思う」と答えた。

また、トレンド専門家の元日経トレンディ編集長の北村森氏によると、夫婦で過ごす時間は重要で、特に「食事の時間」は
見逃せない、としている。そこで夫婦で何を食べるかが重要で、外食ばかりでは気疲れするし、今は景気の関係もあり、
予算もあまりかけれない。しかし鍋ならば、見た目も口もさびしくならず、予算がいかようでも格好がつく上に、
2人でゆったりとした時間がとれて今の時代にも合っているとのこと。また、そもそも日本には小鍋立てという文化があり、
鍋は男性と女性がお酒を差しつ差されつしながら楽しむという、どこか色気の漂う料理である、とのこと。

「夫婦鍋」は夫婦仲にもつながり、また、今の時代にも合うということが分かった。
そこで、トレンド総研では、「夫婦鍋」を行う際に、2人分の量や濃さを自由に調整ができて役立つ商品として、
スープの素がキューブ状になっている味の素の「鍋キューブ」、パウチ容器に入っているミツカンの「鶏だしつゆ」・「とんこつ醤油つゆ」、びん詰めで入っている桃屋の「スープがおいしい鶏しお鍋の素」を紹介した。
いずれも、液状ではないため、コンパクトで軽量化されているところも特長といえる。

この冬の鍋シーズンに、男女2人で家で鍋をつついてみるのもいいかもしれない。