～10月12日は「豆乳の日」～　「肌」だけじゃない！？「髪」にも効果が期待できる「豆乳」パワー

10月12日は、豆乳の日。
「美容」によいイメージが定着している「豆乳」だが、トレンド総研が9日に発表したレポートによると、豆乳は「肌」だけでなく、「髪」の保湿にも効果が期待できるのだとか。

トレンド総研では、まず、20～30代の女性を対象に、「髪」に関する意識・実態調査を実施。その結果、94％の女性が何らかの「髪の悩み」をかかえていることがわかった。そして、中でも最も多かった回答が「乾燥・パサつき」で59％と約6割。

エイジング・スペシャリストの朝倉氏によると、パーマやカラーなど、外的要因でのダメージと共に、30代になると体内の水分量や女性ホルモンも減少し始めるため、髪の乾燥・パサつきを感じる女性の割合はさらに増えるそうだ。髪の乾燥は、 “老化サイン”のひとつと言えるかもしれない。

そんな多くの女性の悩みであり、“老化サイン”とも言える「髪の乾燥・パサつき」を抑える効果が期待できるのが「豆乳」。

順天堂大学の白澤卓二氏によると、豆乳はもともと、細胞内にある保湿成分の構成要素である「アミノ酸」を含む割合が高いとのこと。また、さまざまな種類がある「アミノ酸」の中でも、豆乳に特に多く含まれる「グルタミン酸」や「アスパラギン酸」は、髪に吸着しやすいという特性を持っているそうだ。

ちなみに、白澤氏によると、豆乳よりも、豆乳を発酵させたもの（豆乳発酵液）のほうが、「アミノ酸（グルタミン酸やアスパラギン酸）」の割合も増え、さらに保湿効果のある「乳酸」なども多く生成され、高い保湿効果が期待できるようだ。

また、エイジング・スペシャリストの朝倉匠子氏は、すでにヘアサロンや美容室では、「豆乳パーマ」や「大豆トリートメント」など、
豆乳の美髪効果に注目したメニューが登場していると語る。

最近では、上述の「豆乳発酵液」を配合したシャンプーも発売されており、今後「髪のエイジング対策」として、豆乳の美髪効果に注目する動きはますます加速していきそうだ。