先日、各都道府県の労働局による最低賃金の引き上げが報じられた。その最高金額は東京都の「時給850円」で、最低金額だった高知県、島根県の「時給652円」と比べて、3割以上も高い。
しかし、これらの時給をはるかに上回る「時給2,811円」。ライオン株式会社が行った調査によると、主婦の視点では、そんな家事があるという。
本調査では、20代~50代の主婦1,000名を対象に、「各家事に対して妥当だと思う時給」を聞いている。この質問に対する回答の平均値は、「アイロンがけ」(959円)、「掃除機がけ」(953円)や、東京都の最低賃金を下回った「食器洗い(760円)」、「洗濯(742円)」など、ほとんどの家事について、時給700円~1,000円となった。
その中に、断トツの「時給2,811円」という結果になった家事があった。
同調査の「最もやりたくない家事」ランキングでも、2位の「アイロンがけ」(17%)の2倍以上の44%で1位になったその家事とは、「お風呂のカビ取り掃除」である。月20日出勤、1日8時間労働としても、一般的なサラリーマンの時給は2,000円台前半。これと比較しても、主婦が考える「お風呂のカビ取り掃除」の時給は、非常に高いと言えそうだ。
では、主婦たちがこうまで「お風呂のカビ取り掃除」の時給を高く答えたのは、なぜなのだろうか。その答えの1つとなりうるのが、“お風呂の黒カビ”の嫌われ度合いである。ライオンの調査では、お風呂の黒カビが不快だという主婦は98%にのぼる。この結果は、なんと「ゴキブリ」(96%)をも上回ったそうだ。
その一方で、ライオンでは、お風呂をキレイに保てない家庭では、夫婦の関係が悪化する傾向があるとも提示している。
カビのないキレイなお風呂を保てている家庭と、そうでない家庭とで比較すると、夫婦喧嘩の頻度は3割も増加するという。さらには、お風呂がキレイな家庭では、約2組に1人が夫婦で一緒にお風呂に入っているそうだ。
「時給2,811円」に相当する仕事といえども、夫婦喧嘩を避けられるならやすいものだろう。“いい夫婦の日”を1ヶ月後に控える今日この頃。この機会に、お風呂の“黒カビ”を徹底的に落としてみるのも良いかもしれない。
しかし、これらの時給をはるかに上回る「時給2,811円」。ライオン株式会社が行った調査によると、主婦の視点では、そんな家事があるという。
本調査では、20代~50代の主婦1,000名を対象に、「各家事に対して妥当だと思う時給」を聞いている。この質問に対する回答の平均値は、「アイロンがけ」(959円)、「掃除機がけ」(953円)や、東京都の最低賃金を下回った「食器洗い(760円)」、「洗濯(742円)」など、ほとんどの家事について、時給700円~1,000円となった。
その中に、断トツの「時給2,811円」という結果になった家事があった。
同調査の「最もやりたくない家事」ランキングでも、2位の「アイロンがけ」(17%)の2倍以上の44%で1位になったその家事とは、「お風呂のカビ取り掃除」である。月20日出勤、1日8時間労働としても、一般的なサラリーマンの時給は2,000円台前半。これと比較しても、主婦が考える「お風呂のカビ取り掃除」の時給は、非常に高いと言えそうだ。
では、主婦たちがこうまで「お風呂のカビ取り掃除」の時給を高く答えたのは、なぜなのだろうか。その答えの1つとなりうるのが、“お風呂の黒カビ”の嫌われ度合いである。ライオンの調査では、お風呂の黒カビが不快だという主婦は98%にのぼる。この結果は、なんと「ゴキブリ」(96%)をも上回ったそうだ。
その一方で、ライオンでは、お風呂をキレイに保てない家庭では、夫婦の関係が悪化する傾向があるとも提示している。
カビのないキレイなお風呂を保てている家庭と、そうでない家庭とで比較すると、夫婦喧嘩の頻度は3割も増加するという。さらには、お風呂がキレイな家庭では、約2組に1人が夫婦で一緒にお風呂に入っているそうだ。
「時給2,811円」に相当する仕事といえども、夫婦喧嘩を避けられるならやすいものだろう。“いい夫婦の日”を1ヶ月後に控える今日この頃。この機会に、お風呂の“黒カビ”を徹底的に落としてみるのも良いかもしれない。