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どんな席でも恥ずかしくない!美しい箸や器の扱いを身に付けよう

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知り合いの家にお呼ばれしたり、食事会に出席したりする機会が増える時季。気がおけない女友達との集まりならいいけれど、目上の人と同席する場合は、失礼のないようにふるまいたいもの。和文化研究家の三浦康子さんがすすめているのは、和文化をベースにしたマナー。

「和文化は日本の四季や自然を大切にし、五感や知恵を活かして育まれてきたからこそ、人を包み込むような心地よさがあります。そんな和文化の包容力を基本としたマナーを身につけていると、周囲からは魅力的に見えるものです」(同)

特にフォークやナイフを使用する西洋料理と違って、使い慣れている箸を使う場合は気を抜いてしまいがち。そこで三浦さんにどんな席でも恥ずかしくない、美しい箸の使い方を教えてもらおう。

◎割り箸の割り方
割り箸は、体と水平にして上下方向に割るのがマナー。縦にして左右に割ると器や人にぶつかりやすいため、避けよう。

◎箸の上げ下げ
箸をテーブルから上げるときは、どんな箸でも次の3つの動作で扱うのが基本。
(1)右手(利き手)で箸のまん中からやや右寄りを上から持ちあげる
(2)左手でその左横を下から受ける
(3)右手を右端に滑らせて、実際に使用するときの持ち方に持ち替える。左手は外す。
箸を下ろすときは、この逆の動作をすればOK。

◎箸の置き方
箸置きに置くのが基本だけれど、ない場合は箸袋で箸置きを作って。箸袋をひと結びしたり、山型に折ったりするだけでOK。箸置きも箸袋もない場合は、器に箸先をかけたり、箸を渡して置いたりするしかないけれど、本来は「渡し箸」といってマナー違反だと知っておこう。

◎箸の始末
食事が終わったら箸袋に戻し、使用したという目印になるように箸袋の端を折っておいて。箸袋を箸置きにした場合は、そのまま箸の先端を差し込もう。

また、器の扱いに気を配ることも大切。器によっては、指輪で傷つけてしまうこともあるので、こだわりの器を使った食事の席では外すのがベター。器には正面があり、絵柄などがお客さまに向くように置くものだけど、その家の人やお店の人に器を手渡しする場合も、手のひらの上で器を回して相手に正面を向けて渡そう。

箸や器を美しく扱う女性は、男性からのポイントも高いはず。普段から実践して、いざというときに自然に扱えるようにしておこう。



和文化研究家、ライフコーディネーター。古きよき日本のライフスタイルをテレビ、ラジオ、雑誌、ウェブなどを通して今に伝えている。著書に『粋なおとなの花鳥風月』(中経出版)、監修に『はじめよう!和のある暮らし』(PHP研究所)など。


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