黒川文雄・飯田和敏・中村隆之・納口龍司ら「チーム・グランドスラム」が開発中の新作ゲーム「モンケン」が2月28日、黒川氏主催のイベント「黒川塾 六」の中で発表された。PC、スマートフォン、タッチデバイス向けソフトとして、今夏のリリースを予定する。
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タイトルの「モンケン」とは、ビル解体などに使われる、クレーンの先に重い鉄球をつり下げたもののこと。テロリストたちがたてこもったビルをこの「モンケン」で破壊し、人質たちを救出するのがゲームの目的となる。アイデアのモチーフはあの「あさま山荘」人質籠城事件。「既存の建築物を破壊する」という非日常的な光景を、エンタテインメントの世界として昇華できないだろうか――と考えたのが開発の動機だそう。
また、本作は大手資本に頼らない“インディーズゲーム”としてリリース予定。さらにフリーカルチャーの精神に基づき、ゲームのソースや素材を一般に公開。非営利でなおかつ作品のクレジットを表示していれば、誰でも自由にゲームを改良したり、派生コンテンツを開発したりできる(クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの「表示・非営利・継承」に基づく)。またゲーム自体もまだ開発中のため、現在進行形でプロジェクトを手伝ってくれるメンバーも募集中。イベントの様子はニコニコ生放送でも中継されていたが、さっそくTwitterで「エフェクトがしょぼいので私が作ります」と名乗り出る人もいたようだ。
この日の黒川塾では「フリーカルチャー」をテーマにトークを実施。フリーカルチャーとは、作品やコンテンツを何でもかんでも著作権でがんじがらめにするのではなく、作者が望む形で配布・公開することで、より自由な創造を推進しよう、という運動のこと。ゲームでもMODや二次創作などから思わぬ作品が生まれることがあるが、改良や二次創作を公式に認めることで、本作が今後どのように広がっていくかに注目したい。
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