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新入社員の憧れの先輩になるために、見直しておきたい3つのマナー

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桜前線の足音がだんだん近づき、職場では新入社員を迎える準備が整い始めるとき。気持ちを新たにスタートできる4月を前に、自分自身の行動を見直すのにいい季節では?

新人の頃は、仕事の1つひとつを丁寧にこなしていたはずなのに、今ではできるだけ楽に仕事を進めるために手抜きばかりになっていない? もちろん、山積みになった仕事を片付けるために、効率よく仕事をするのは当たり前のことだけれど、ライフアップカウンセラーの岡野あつこさんは、「便利な機器のおかげでいくらでも手を抜くことはできますが、手を抜いた仕事だということは必ず周囲の人に伝わり、仕事上での信用を失うことにつながります」とクギを刺す。

そこで、周囲からの信用を失わないためにも、特に気を付けたい社会人としての3つのマナーを挙げてもらった。

○頼まれたことはやり遂げる
例えば上司から、商談相手など仕事先への伝達事項を頼まれた場合、「電話をして不在だったので、メールを送っておきました」ではNG! 相手からの返事を受けるまでが仕事の一環だと考え、相手の帰社時間を聞いて戻る頃を見計らって再度電話をする、席に戻ってきたら折り返し連絡をもらうように伝えた上で、メールでの通知も行うなど、できる限りの伝達手段を使って返事をもらうことが重要。伝えたときの相手の様子まで上司に伝えることができて、初めて仕事をやり遂げたことになる。

○時間にゆとりをもって出勤する
毎日、始業時間ギリギリに髪を振り乱して着席、なんて姿を見せたら、いくら仕事をてきぱきとこなす先輩であっても、「あんなふうになりたい」とは誰も思わないはず。落ち着きのない状態では、上司も仕事を振りづらく、仕事をまかせられない人のレッテルを貼られることもある。

○TPOをわきまえた服装を心がける
中身重視とは言っても、人の印象を決めるのはなんといっても見かけ。素足を出したミニスカートや胸元が大きく開いたブラウスなどの男性が目のやり場に困る服装や、ダメージ加工のデニムにTシャツといったカジュアルすぎる服装などは、職場には不似合い。責任ある仕事をまかせてもらえなくなる恐れも。


新入社員は、身近な先輩の一挙手一投足を見て社会人としてのマナーを身に着けるはず。先輩として恥ずかしくないように、ブラッシュアップして新入社員を迎え入れよう!


ライフアップカウンセラー・夫婦問題研究家・NPO法人日本家族問題相談連盟理事長。自らの離婚経験を生かし、夫婦の問題に悩み苦しむ人をひとりでも多く救いたいという思いから、 離婚カウンセリングという前人未踏の分野を確立。これまでに22年間、2万5千件以上の相談を受ける。近年では夫婦問題に限らず、人生の幸せをキーワードに恋愛、結婚、仕事、お金、人生を向上させる“夢かなえ塾・わらしべ成功塾”を運営。近著に『不安の片づけ』(中経出版)がある。


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