未成年のユーザーに対し、本来の課金上限額を超える課金が発生してしまっていた件で、グリーは3月14日、原因となっていた障害がすべて復旧したと発表した。調査の結果、障害は2012年4月1日の課金上限設定時から発生していたと見られ、最終的な上限超過額は4910万4235円、対象人数は5423人にのぼった。
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グリーでは未成年の保護を目的に、昨年4月1日より、15歳以下は月あたり5000円まで、16歳以上19歳以下は1万円までの課金上限を設けていたが、これが一部機能しないケースがあった。対象ユーザーには個別に返還の案内メールを送付しており、現在までに714人、1824万5185円分の返還が完了しているとのこと。
グリーは2月28日をもって問題を解消したとしているが、問題発生から復旧までに約11カ月を要しており、一部には対応や告知の遅れを非難する声もあった。こうした流れを受け、2月には社内コンプライアンス強化を目的とした「コンプライアンス部」を新たに設置している。
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