出産に対する母親の関心事　20代は「費用」

　株式会社ベネッセコーポレーションが運営する女性サイト「ウィメンズパーク」は3月18日に、「妊娠・出産についての実態」調査結果を発表した。調査対象はウィメンズパーク会員（女性）12,196名。

　子どもの存在や、収入などが「出産」について影響や変化があるのかどうかを知るために、「出産を考えるときに、最も気になる（なった）ことは？」という質問をしたところ、子どもがいる女性の1位は「生活スタイルの変化」（18.9％）、続いて「子育てに関する費用」（17.2％）”といった現実的な回答に。しかし、子どもがいない女性の1位は「自分の年齢」（18.9％）、2位「子育てに関する費用」（15.9％）、3位「生活スタイルの変化」（15.3％）となり、気になる点に差があることが明らとなった。

　子どもがいる人について年代別で見ると、20代ママは「子育てに関する費用」（20代前半：30.4％、後半25.0％）、30代ママは「生活スタイルの変化」（30代前半：20.6%、後半19.5％）、40代ママは「出産年齢（40代前半：20・9％、後半：20.2％）と、年代別に関心事が異なることが判明した。

　また、「出産の立ち合い」については、全体の8割が「誰かに立ち会ってほしい」と思っていることが明らかとなり、最も多い回答だったのは「夫」（64.4％）という結果に。少数派には「わが子」（11歳児あり30代）、「子供達」（15歳児あり30代）、「息子。手を握って貰っているだけで力がわきました。」（5歳児あり30代）、「夫と子供。特に子供は覚えていないかもしれないけれど、貴重な体験をぜひしてほしい。」（3歳児あり30代）」など、夫のみならず家族全員に囲まれての出産を望む回答も明らかになった。

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