「友達親子」と子どもの自立は関係しているか

　株式会社ベネッセコーポレーションが運営する女性サイト「ウィメンズパーク」は3月25日に、「子育て・親子関係の実態調査」の調査結果を発表した。調査対象はウィメンズパーク会員（女性）10980名。

　親子の関係について「あなたは子どもにとってどんな存在でいたいですか？」という質問をしたところ、1位「守ってくれる存在」（29.9％）、2位「頼れる存在」（20.4％）、3位「良き相談相手」（16.1％）という結果となった。選んだ理由としては、1位の「守ってくれる存在」は「ホントに困ったときの最後の綱でありたいから」、「子供に何があっても守ってあげる覚悟を持ちたい」などの声が見られた。その他、「友達のような存在」については、全体では2.3％という結果となった。

　「友達親子」と子どもの自立が関係しているのか「『友達親子』の関係に慣れた子どもは自立できると思いますか？」という質問については、全体では「（自立できると）思う」（57.0％）、「（自立できると）思わない」（43.0％）と大きな差は見られなかった。年代別の結果では、20代前半の母親には特徴があり「思う」（70.9％）、「思わない」（33.5％）と大きな差が出た。「思う」を選んだ理由としては「親を友達としている時点で、親離れはしているのかなぁという気がしました」や「友達＝互いに高め合う存在と捉えているため、自立はできると思う」などの声が挙がり、「思わない」を選んだ理由としては「甘えたままだと思う」というような声が挙がった。

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