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縁結びの神様でおなじみ☆出雲大社の宝物を上野・東京国立博物館で公開中

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10月のことを「神無月」と呼ぶのは一般的。でも、日本で唯一「神在月(かみありづき)」と呼んでいる県があるって知ってる? それが山陰地方の島根県で、日本で最も古い由緒を持つ神社「出雲大社」があることでも有名な県。言い伝えによると、毎年10月に日本各地から八百万(やおよろず)の神が出雲大社へ集まって神議が行われるため、全国的には神“無”月だけど、島根県だけ神“在”月と言われるようになったのだとか。

そんな神秘的な島根県にある出雲大社には、大黒様の愛称で知られる大国主神(おおくにぬしのかみ)が祀られ、“縁結びの神様”として有名! 全国の女子たちからも人気の高い恋愛成就のパワースポットだから、「行ってみたい!」って考えている人も多いよね。だけど、2013年3月まで本殿の改修工事が行われているから、参拝するなら来年の春以降がベスト。せっかく島根に行くのなら、今のうちに出雲大社についての知識を備えておけば、より御利益が得られるかも!?

そこでオススメなのが、上野の東京国立博物館で11月25日(日)まで開催中の「古事記1300年・出雲大社大遷宮 特別展『出雲―聖地の至宝』」。この展覧会では、出雲大社の宝物をはじめ、島根県を代表する文化財の展示を通して、独特の文化を形作った“聖地・出雲”を紹介するというもの。

展示されているのは、出雲大社に伝わる国宝「秋野鹿蒔絵手箱」や後醍醐天皇(1288―1339年)が大社に宛てた文書など、都内にいるとなかなか観ることがかなわない貴重な品ばかり。また平安時代の出雲大社を復元した推定模型の展示も必見! 当時は、奈良の大仏殿よりも高い建造物だったと言われているんだとか。さらに島根は、弥生時代に造られた青銅器が発見された荒神谷(こうじんだに)遺跡や加茂岩倉(かもいわくら)遺跡があることでも知られる地。これらの遺跡から出土した国宝の青銅器79点と、制作当初がわかる復元模鋳品が展示されるので、ぜひチェックして。

出雲大社のことはもちろん、島根県の魅力を思う存分感じられそう! 「出雲大社に行ってみたい」なんて女友達を誘えば、気分がさらに高まりそう。この展覧会で出雲について学んだら、来年は出雲大社を訪れてみて。

03-5777-8600(ハローダイヤル)

会期/10/10(水)~11/25(日)

時間/9:30~17:00

※金曜日は20:00まで開館

※入館は閉館の30分前まで

休館日/毎週月曜

拝覧料/一般800円、大学生600円、高校生400円

アクセス/JR「上野駅」公園口より徒歩10分



古代の出雲大社推定復元模型

島根県・出雲市蔵

※画像の転載・コピー厳禁



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