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アートな国ブラジルに注目!銀座 資生堂ギャラリーで写真展開催

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日本の反対側にある国・ブラジルについて、どんなイメージを思い浮かべる? きっとセクシーなラティーナたちがサンバを踊るカーニバルや、街のいたるところでサッカーを楽しんでいる…なんて様子を想像するはず。だけど私たちが知っているのは、ブラジルのほんの一部分でしかないよう。

ブラジルは、昔から世界各地の移民を受け入れてきたため、ほかには類をみないような多人種・他民族国家を形成しているんだそう。100年ほど前からは日本からの移民を受け入れ、現在では150万人の日系人が暮らしているとか。地理的にはとっても遠い国だけど、日本と縁が深い国のひとつ。そのように、たくさんの人種・民族・信仰・文化を受け入れてきたブラジルは、多文化主義の国。それはアートの面でも色濃く反映され、その表現は世界中から高い評価を受け、注目を集めているみたい!

そんなブラジルアートに触れることができる写真展が、銀座の資生堂ギャラリーで10月27日(土)から12月23日(日)まで開催される「神話のことば ブラジル現代写真展」。この写真展は、ブラジルで活躍しているアーティストたちの写真と映像作品を通して、“ブラジルの文化に触れてみよう”というもの。タイトルにもあるように「神話」をテーマに構成されている。展覧会内容について、資生堂ギャラリーの井関さんに伺うと…。
「現代社会において見過ごされがちな神聖なものを写しだし、そこにブラジル文化の本質を見出そうとするアーティストたちの作品からは、ブラジルの文化や生活と深く結び付く『神話性』を見てとれます。今回の写真展ではそんな作品を集めました」

写真展に出展しているアーティストたちは、年齢も作品ジャンルもさまざま。例えば、81歳のベテラン写真家 アンデュジャール氏は、アマゾンに暮らす先住民族を撮影した作品。今注目を集めている若手写真家のひとり、カスティーリョ氏は「イマジナリー・ドキュメンタリー」と呼ばれる、ブラジル新世代のアーティストに共通する独特の表現スタイルで作品を制作しているとか。これはアート好き必見かも!

アーティストたちがブラジルという国で、どんなインスピレーションを感じたのか、想像しながら鑑賞してみて♪ “サッカー王国”のイメージが強いけれど、今まで知らなかったブラジルの意外な一面に驚くはず!

会期/10/27(土)~12/23(日)

時間/平日11:00~19:00、日・祝11:00~18:00

休館日/毎週月曜

入場料/無料



クラウディア・アンデュジャール 《無題 「見えないもの」シリーズより》 1976年

ゼラチン・シルバー・プリント

73cm x 110cm

Claudia Andujar, Untitled, from the series O Invisível (The Invisible), 1976

Gelatin silver print

73cm x 110cm



Courtesy of Galeria Vermelho, São Paulo



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