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アナウンサーが教える、もっと聞きたいと思わせる好感UPの話し方

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仕事で誰かと話すときは、相手に好印象を与えたいもの。販売やサービス業などならなおさらのこと。そこで、誰からも好感を持ってもらえる話し方について、現役アナウンサーであり、プレゼントレーナーである三橋泰介さんに聞いてみると…「ポイントは、相手に『もっと聞きたい』と思わせること」なのだそう。

「自分が話したいことをしゃべるだけでは、人は耳を傾けてくれません。人が『もっと聞きたい』と感じる話には、“共感”“知識”“笑い”という3つの要素のうち、どれかひとつが必ず入っています」(三橋泰介さん)

もちろん、3つの要素をすべて盛り込むことができたら、より関心を持ってもらえる。けれど、そうした話し方は、かなり難易度が高いという。

「“知識”とは、聞く人にとってためになる情報を提供すること。そうした情報を話に盛り込むには、普段からあらゆる情報をリサーチして収集しなければならず、相当な努力が必要です」(同)

しかし、“知識”の提供よりさらに難しいのが、“笑い”の提供なのだとか。

「“笑い”には絶対的なセオリーがありません。同じ話でも、聞く人の心理状態で面白いと感じてもらえることもあれば、つまらないと感じられてしまうことも。私はお笑い芸人さんと一緒にお仕事をさせて頂く機会も多いのですが、プロでさえ、笑いを取ることは難しいと口を揃えるほどです」(同)

“知識”や“笑い”よりも、難易度が低いのが“共感”の提供だという。

「“共感”の提供とは、相手に親近感を持ってもらうこと。相手の趣味や興味などを共通の話題として盛り込むと、関心を持ってもらえますよ」(同)

ただし、相手の趣味や興味について知らなければ、共通の話題を提供することはできない。プレゼント選びと同じように、人との会話でも、相手の好みや求めるものを察知して提供することが大切なのだという。

「相手がどんな話題を求めているか、察知する力を磨くには、知らない人と話すのがいちばん。社内の違う部署の人と話すことから始めて、慣れてきたらひとりでバーに行くなどして、初対面の人と話す機会を増やしましょう」(同)

いつもとは違う環境に身を置いて、“もっと聞きたい”と思われる話し方を身に付けてみて。



アナウンサー、プレゼントレーナー、株式会社スピーチジャパン代表取締役。2000年に岩手朝日テレビに入社し、東北放送を経て、フリーアナウンサーに。2010年に株式会社スピーチジャパンを設立。アナウンサーとして培ったスピーチ技術や実践的なプレゼンテーション技術、対面コミュニケーションを武器にプレゼンテーショントレーナーとして活躍するほか、ビジネスパーソン向けのセミナーや研修も行っている。『話術!虎の穴現役アナウンサーが明かすトークのネタ帖』(源)など著書多数。


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