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貯金上手になるカナメ! 女子力を下げずにコスメ代を節約する秘策とは

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洋服はセールで買ったり、ファストファッションをとり入れたりしてそれなりにお得に買う工夫をしていても、コスメは値段を気にせず買ってしまうという女子は多いのでは? 

ファイナンシャル・プランナーの花輪陽子さんは、「女子の化粧品代は天井知らずになりがちだから、要注意」と警告する。

「女性にとって化粧品代は大きな支出になるので、ここで節約できると貯金を増やすことに直結します。一般的に節約をするうえで取り組みたいのは固定費の見直しですが、定期的に同程度の金額を使うコスメ代も、固定費のひとつと捉えることができます。化粧品代は、美容院代なども含めた美容費として考え、手取り収入の2.5%程度におさえるのが理想です。化粧品の数を減らす、できるだけ安く手に入れるなどの工夫で、美容費を見直しましょう」(同)

花輪さんがすすめる化粧品代を節約するポイントは3つ。

(1)基礎化粧品はメリハリをつける
基礎化粧品は、自分の収入に見合わないラインを使っていないか見直して。化粧品を節約しすぎると女子力が低下しそうで不安という人は、メリハリをつけるのがおすすめ。例えば化粧水は成分がシンプルなものを使ってあまりお金をかけない、その代わり肌への負担が大きい洗顔料は安すぎないものを使うといった工夫をしよう。

(2)色ものコスメは基本の色を揃える
色ものコスメはたくさん揃えても、使い切らずにため込みがち。なるべくベーシックな色を揃えて、新しい色はすぐに手を出さずに、よく考えてから購入しよう。できれば節約のためにも肌のためにもメイクをしない日を週に1日程度作るのが理想的。

(3)ネットで購入する
ネットショッピングの場合、同じ商品でも外箱がない、ボトルがビッグサイズといった理由でかなり安く手に入ることも。送料がかかる場合は、友達と一緒に買ったり、まとめ買いしたりするのがおすすめ。

そのほか、シャンプーやコンディショナー、洗剤などの生活用品もネットで業務用サイズを購入するとお得に。また、家電量販店は、こうした日用品が安く購入できることもあるので、チェックして。

コスメや生活用品は必需品だからといって、値段を気にしないでいるとお金は貯まりにくいもの。節約買い物術を駆使して、できるだけ安く手に入れよう!



ファイナンシャル・プランナー(FP)。外資投資銀行時代にリストラを経験し、FPに転身。OL時代に借金を抱えた経験を生かし、テレビ、雑誌などで活躍する。著書に『貯まらん女のお金がみるみる貯まる魔法のレッスン88』(マガジンハウス)、『節約と貯金のプロが教える 3ステップ式お金が貯まる家計簿』(JMAM)など。


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