今年は京都駅ビルが開業15周年を迎える記念の年。それもあって京都駅ビルクリスマスイルミネーションも例年と比べて大きく変わっている。特にネット上で話題になっているのが大階段イルミネーション。125段の大階段に帯状のフルカラーLEDを1万4750球も(!)取り付け、色の変化と明滅で、京都の季節や風景、催事などを表現する「グラフィカル・イルミネーション」が目玉だ。この目で実際に見てきた。
【写真と動画:大階段イルミネーションをでたっぷり堪能】
●125段の階段を鮮やかに彩る動くイルミネーション
京都駅に到着。中央改札口を出て左側にあるエスカレーターで、ツリーのある室町小路広場(3階)に上ってみる。京都の冬の風物詩ともいえる22メートルの巨大ツリーが、大幅にリニューアルされている。「よりクリスマスツリーらしく見えるよう、ツリー部分を長く見せるようにしました」と京都駅ビル開発の担当者。確かに昨年のツリー画像と比べると見た目は大きく異なっている。
ツリーの目の前にあるのがウワサの大階段。付近は携帯電話やカメラで思い思いに写真を撮る大勢の人たちで賑わっている。緑と赤のクリスマスカラー2色で大階段全体が覆われたかと思うと「Merry Christmas」の文字、赤と白の靴下、雪だるま、鐘、クリスマスツリーなどが、音楽とともにLED電球の色を変えながら次々に現れてくる。125段もある階段を大胆に使ったスゴい仕掛けだ。画像と動画で堪能していただきたいと思う。
曲目リストは時間帯によって変わる。午前10時〜午後5時には「白い恋人達」「いつかのメリークリスマス」「恋人たちのクリスマス」「粉雪」「クリスマスキャロルの頃には」など誰もが知る名曲がオルゴール調でかかる。変わって午後5時〜午後10時45分までは「Last Christmas」「ホワイト・クリスマス」「クリスマスイブ」などをピアノ調で聴くことができる。
●イルミネーションを見渡せる穴場を発見
京都駅ビルのイルミネーションは大階段、クリスマスツリーのある室町小路広場のほか、中央コンコースエスカレーター、空中経路、東広場、駅前広場の全6カ所で行われている。
スイートなイルミネーションがあるという東広場にも行ってみよう。ちょうど室町小路広場などとは逆方向にある、駅ビル中央改札口を出て右手のエスカレーターを上る。そのエスカレーターを上った先にあるのが「烏丸小路広場」。
ここからツリーや大階段のある室町小路広場を眺めることができる。駅全体を見渡すこともでき、なかなかいい眺めで人も少ないので、穴場スポットだと思う。
その背後にあるエスカレーターを上ると東広場(京都駅ビル7階にあたる)。約1万8000個の電球が作り出すやわらかな雰囲気の「クリスマスカーニバルガーデン」は大人向けのしっとりした空間となっている。西洋の庭園のようだ。デートで訪れたいものだと心から思いました。
●昨年よりゴージャスなイルミネーション! それでも消費電力は4割減
そのほか、空中経路内にある約6090個の電球を使用した「イルミネーションスカイウォーク」、約1万4000個の電球を使用した駅前広場の「イルミネーションスクエア」、約6000個の電球を使用した中央コンコースの「ミッドナイトイルミネーション」など、駅ビル全体で楽しめる内容となっている。
ちなみに使用電球は昨年度の約9万4790球と比べて、今年は約11万4790球とボリュームアップ。それにもかかわらず、クリスマスツリーの全LED化によって、消費電力は全イルミネーション点灯時で1万6060W(昨年は約4万2060W)と大幅に削減されているのがスゴい。
12月25日まで限定の室町小路広場のクリスマスツリーを除き、ウィンターイルミネーションとして2013年2月28日まで開催される。点灯時間は午後5〜11時。なお、室町小路広場のツリーは午前10時から点灯、空中径路は午後5時から10時の点灯となる。京都に立ち寄った際には、訪れてみてはいかがだろうか。ぜひ生で見ていただきたいと思う。
(池田園子)
【関連記事】
・東京ディズニーランドにクリスマスツリー登場、仕上げはミッキーが!
・東京スカイツリーがクリスマスツリーに 限定ライティング実施
・東京駅のプロジェクションマッピング、また見れますよ
・それはとってもおいしいなって:「魔法少女まどか☆マギカ」の八ッ橋 京都限定で発売
【写真と動画:大階段イルミネーションをでたっぷり堪能】
●125段の階段を鮮やかに彩る動くイルミネーション
京都駅に到着。中央改札口を出て左側にあるエスカレーターで、ツリーのある室町小路広場(3階)に上ってみる。京都の冬の風物詩ともいえる22メートルの巨大ツリーが、大幅にリニューアルされている。「よりクリスマスツリーらしく見えるよう、ツリー部分を長く見せるようにしました」と京都駅ビル開発の担当者。確かに昨年のツリー画像と比べると見た目は大きく異なっている。
ツリーの目の前にあるのがウワサの大階段。付近は携帯電話やカメラで思い思いに写真を撮る大勢の人たちで賑わっている。緑と赤のクリスマスカラー2色で大階段全体が覆われたかと思うと「Merry Christmas」の文字、赤と白の靴下、雪だるま、鐘、クリスマスツリーなどが、音楽とともにLED電球の色を変えながら次々に現れてくる。125段もある階段を大胆に使ったスゴい仕掛けだ。画像と動画で堪能していただきたいと思う。
曲目リストは時間帯によって変わる。午前10時〜午後5時には「白い恋人達」「いつかのメリークリスマス」「恋人たちのクリスマス」「粉雪」「クリスマスキャロルの頃には」など誰もが知る名曲がオルゴール調でかかる。変わって午後5時〜午後10時45分までは「Last Christmas」「ホワイト・クリスマス」「クリスマスイブ」などをピアノ調で聴くことができる。
●イルミネーションを見渡せる穴場を発見
京都駅ビルのイルミネーションは大階段、クリスマスツリーのある室町小路広場のほか、中央コンコースエスカレーター、空中経路、東広場、駅前広場の全6カ所で行われている。
スイートなイルミネーションがあるという東広場にも行ってみよう。ちょうど室町小路広場などとは逆方向にある、駅ビル中央改札口を出て右手のエスカレーターを上る。そのエスカレーターを上った先にあるのが「烏丸小路広場」。
ここからツリーや大階段のある室町小路広場を眺めることができる。駅全体を見渡すこともでき、なかなかいい眺めで人も少ないので、穴場スポットだと思う。
その背後にあるエスカレーターを上ると東広場(京都駅ビル7階にあたる)。約1万8000個の電球が作り出すやわらかな雰囲気の「クリスマスカーニバルガーデン」は大人向けのしっとりした空間となっている。西洋の庭園のようだ。デートで訪れたいものだと心から思いました。
●昨年よりゴージャスなイルミネーション! それでも消費電力は4割減
そのほか、空中経路内にある約6090個の電球を使用した「イルミネーションスカイウォーク」、約1万4000個の電球を使用した駅前広場の「イルミネーションスクエア」、約6000個の電球を使用した中央コンコースの「ミッドナイトイルミネーション」など、駅ビル全体で楽しめる内容となっている。
ちなみに使用電球は昨年度の約9万4790球と比べて、今年は約11万4790球とボリュームアップ。それにもかかわらず、クリスマスツリーの全LED化によって、消費電力は全イルミネーション点灯時で1万6060W(昨年は約4万2060W)と大幅に削減されているのがスゴい。
12月25日まで限定の室町小路広場のクリスマスツリーを除き、ウィンターイルミネーションとして2013年2月28日まで開催される。点灯時間は午後5〜11時。なお、室町小路広場のツリーは午前10時から点灯、空中径路は午後5時から10時の点灯となる。京都に立ち寄った際には、訪れてみてはいかがだろうか。ぜひ生で見ていただきたいと思う。
(池田園子)
【関連記事】
・東京ディズニーランドにクリスマスツリー登場、仕上げはミッキーが!
・東京スカイツリーがクリスマスツリーに 限定ライティング実施
・東京駅のプロジェクションマッピング、また見れますよ
・それはとってもおいしいなって:「魔法少女まどか☆マギカ」の八ッ橋 京都限定で発売