たった3ステップ！充実した人生が手に入るスケジュール作成法

仕事でもプライベートでも、人はみな“充実した人生”を生きたいと願うもの。けれど、自分にとって“充実した人生”とはなんなのか、はっきりわからない人も多いかも。

「人は、自分がかなえることのできる人生しかイメージできません。これは言い換えると、自分がイメージできる最高の人生をまっとうすることが“充実した人生”になるのです」

こう話すのは、メンタルコーチの森永きよしさん。でも、最高の人生をイメージすることはできても、それを実現することは難しいものでは？

「イメージした人生がどうやったら実現するのか、細かく段取りをつければいいのです」（同）

夢のまた夢であるかのような人生も、次のステップで段取りをつけると実現の見通しが立つのだそう。

（1）なんの制約もなかったら、●年後になにを実現させたいかイメージする
まずは自分にとっての最高の人生を具体的にするために、なんの制約もなかったら何を実現させたいかイメージしてみよう。遠い将来の想像ができない場合は、1年後や3年後といった近い将来を想像してみると、イメージが浮かびやすいはず。

（2）そこはどんな場所で、誰がいて、なにをしていてどんな気分か書き出す
実現させたいことがイメージできたら、それはどんな状況なのかを具体的に書き出そう。例えば「吉祥寺でお店を開きたい」というイメージなら、そのお店の外観や内観、品揃え、来店する人々、その場にいるときの気分…などを細かく書き出すと、イメージがより鮮明になる。

（3）（2）を実現させるために必要な条件を付せんに書き出す
（2）の実現に必要な条件をひとつずつ付せんに書こう。「吉祥寺でお店を開きたい」なら、「貯金する」「お店の物件を探す」「吉祥寺ではどんなものが売れるのかリサーチする」など、やるべきことがリストアップできるはず。それらの一つひとつに、いつまでに達成するか日付を入れ、時系列に並べて貼れば、最高の人生を実現させるための段取りが完成する。


この段取りを前向きにこなしていくことが、“充実した人生”そのものなのだと、森永さん。「自分には無理」などと最初から制約をかけずに、イメージしうる最高の人生の実現をめざして、夢への段取りを立ててみて！



エグゼクティヴコーチ。金メダリストや経営者、起業家などのコーチングで著名な平本相武氏に師事。メンタルコーチとして、オリンピック出場をめざすアスリートの育成や、経営者のコーチング、経営戦略顧問などに従事。右脳と左脳をフルに使って、本当にやりたいことを抽出し、そこから編み出した経営理念や経営戦略で多くの経営者を成功に導いている。




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