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夕方たった5分の運動で、質のいい睡眠と美肌が同時に手に入る!

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仕事を終え、会社を出たとたん急に元気になる…これ、「仕事がつまらない証拠」と思っている人も多いはず。でも、病院などで脳のリハビリテーションを実践してきた作業療法士の菅原洋平さんは、「夕方元気になるのは、深部体温のしわざです」と話す。

「深部体温とは内臓の温度。人間は、深部体温が低くなると眠くなり、高くなると元気になります。最も高くなるのは、起きたときから11時間後。朝7時に起きた場合は18時です。つまり、仕事を終える頃に深部体温が最も高くなるから、元気になるというわけです」(同)

実際、朝に比べて夕方のほうが筋力や持久力が高まるのだとか。スポーツの新記録は16時から20時の間に出ることが多く、オリンピックの決勝など、大事な試合は夕方に設定されている場合がほとんどなのだそう。

「深部体温のリズムは、朝から夕方に向かって上がり、夜から明け方に向かって下がります。質のいい睡眠の条件は、眠り始めに深部体温が下がること。夕方にしっかり上げられれば就寝時間には下がり、寝付きがよくなります。女性の場合、気を付けたいのが夜中のお菓子。遅い時間にお菓子を食べると深部体温が上がってしまい、寝付きが悪くなります」(同)

さらに、眠り始めに深部体温が下がると、肌の新陳代謝を促す成長ホルモンが出やすくなるのだとか。美容のためにも、夜のお菓子は控えたほうがよさそう。

「夜中に甘いものや歯ごたえのあるものが食べたくなるのは、夕方に深部体温がしっかりと上がっていないサインです」(同)

夕方に体温を上げる方法としては、筋肉を動かすことが効果的なのだとか。でも、まだ勤務時間だったり退社後すぐの時間帯である夕方に、ジムなどに行くのは難しいもの。そこで、帰りの電車や仕事中に座ったままできる次の運動を5分行い、意識して体温を上げてみて。

(1)背筋を伸ばす。
(2)両肩を耳に近づけるように持ち上げる。
(3)両肩を上げたまま、目一杯後ろに引く。
(4)後ろに引いたまま、両肩をストンと下げる。
(5)お尻を締めて肩甲骨をぐっと引き下げる。
(6)呼吸を止めないよう注意しながら、(1)〜(5)をくり返し行う。

夕方、たった5分のこの運動を習慣にするだけで、ぐっすり眠れてスッキリ起きられる生活と、ツヤツヤの美肌が同時に手に入るはず!


作業療法士。民間病院や国立病院機構で脳のリハビリテーションに従事。脳の回復には睡眠が重要であることに着目し、臨床実践を行っている。魅力的でおもしろい病気予防をめざし、ユークロニア株式会社を設立。企業に対し、生体リズムを活用して業績を高める提案をする。著書に『あなたの人生を変える睡眠の法則』(自由国民社)がある。




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