巨大カブトムシロボ、ガルパン痛車――盛り上がったアニメコンテンツエキスポ2013

　3月30〜31日、幕張メッセ（千葉県千葉市）でアニメコンテンツエキスポ2013が開催された。

【写真：カブトムシロボや「柱の男」、コラボフードなどなど】

　会場は第1回開催だった昨年の3ホールから5ホールに拡大、初日は大勢の待機列ができたため、急きょ開場時間を30分早め、8時30分から入場を開始した。

　2ホール追加されたものの、開場から1時間も経過すると会場内のあちこちに人があふれ、物販やステージなどの待機列が形成された。

　1〜3ホールが展示ブースと物販ブースに割り当てられ、4ホールにはコスプレ更衣室とコスプレエリア、休憩エリアなど、5ホールには2つのステージが設けられた。

　今回新たに「神回ステージ」が1ホールに設けられ、特に話題や人気の高かったアニメの神回を連続上映。各回上映後には500席の観客席から拍手が送られた。2日目には「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」第2期の初回を先行上映し、人気作品の新作ともあって立見席まで含めて約1000人が鑑賞した。

　会場でひときわ目立っていたのが、巨大なカブトムシロボットだ。テレビ東京系列で4月8日より放送開始される「ムシブギョー」の展示として、トレーラー3台で運び込まれ、会場で組み上げられて注目を集めていた。

　製作者の方に許可をもらい中に入ってみた。中は意外と狭く、座席に座れるのは子どもだけ。

　乙女の嗜み「戦車道」という奇想天外な内容とガチな戦車戦シーンで話題となった「ガールズ＆パンツァー（ガルパン）」と、トヨタAMULAXとのコラボによるガルパン痛車とガルパンナビも展示され、来場者の注目を集めていた。

　そのほかの会場内の様子も紹介していこう。まずは3Dスキャナと3Dプリンタにより、来場者の3Dフィギュアを制作する「人類フィギュア化計画」。スキャン自体は10分ほどで完了するが、データの修正とプリントには時間がかかるため完成したフィギュアは後日届けられるとのこと。

　飲食エリアではさまざまなアニメとのコラボメニューが提供されており、取材班の使命として4品選んでみた。「ジョジョの奇妙な冒険」からはイカスミパスタ、「青の祓魔師」（通称「青エク」）からは名前にちなんだ青エク（レア）、感動的な最終回を迎えた「ガールズ＆パンツァー」からは勝利を導くカツサンド、そして新シリーズが始まる「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」からは「俺の芋ポテトフライ」。俺芋……ってダジャレですか？

　4ホールには休憩スペースは設置されるとともに、氷彫刻パフォーマンスや飴細工の実演が行われていた。


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