パートナーがいるいないに関わらず、「いつかはママに!」と考えている女性は多いはず。では、いざというとき授かりやすい体にしておくために、今からできることってあるの?
「妊娠にふさわしい体づくりを意識するなら、日常生活の中でいくつか注意すべきことがあります」と話すのは、愛育病院産婦人科医長の中山摂子さん。具体的には、次の4つの点に注意するといいのだそう。
(1)1カ月3kg以上のダイエットは控えて
妊娠しやすい体であることの基本は、月経周期が安定していること。そのため、月経周期を乱してしまう行為は極力避けるべきで、なかでも1カ月に3~4kg以上の体重の増減が起こると、月経周期に大きな影響を与えるのだとか。過激なダイエットや暴飲暴食は、禁物と心得て。
(2)急激にハードな運動に挑戦するのはNG
体を適度に動かすことは、冷え性の改善やストレス発散などにつながるのでおすすめだけれど、あまりスポーツ経験のない人がいきなりフルマラソンに挑戦するなど、ハードな運動を急激に取り入れることは体に大きな負担をかけ、月経周期の乱れなどを招く場合もあるのだそう。運動は、自分の体力に合ったものを適度に行うようにして。
(3)不眠や不規則な睡眠リズムを避ける
睡眠不足や睡眠の時間帯がバラバラ…などといった、不眠や睡眠リズムの乱れは、女性ホルモンのバランスの乱れを招き、月経トラブルや卵巣機能の低下などにつながる可能性もあるよう。早寝早起きの習慣を守り、夜は部屋を暗くして眠り、朝になったらカーテンを開けて太陽の光を浴びることが大切。
(4)葉酸が多く含まれる食材を積極的にとる
近年、妊娠時に積極的に摂取することを進められている栄養素のひとつに葉酸があるけれど、妊娠前の女性も多くとるといいみたい。葉酸は、ホウレンソウ、ブロッコリー、クレソン、モロヘイヤ、レバー、ウナギなどの食材に多く含まれているので、そうした食材を多くとるように心掛けてみて。ただし、サプリメントでとる場合は、多くとりすぎないように注意を。
これらの4つのポイントは、どれもすぐに実践できることばかり。さっそく今日から取り入れてみて!
愛育病院・産婦人科医長。東京女子医科大学卒業後、同大学産婦人科教室入局。平成6年より2年間の米国衛生研究所(NIH)留学を経て、平成9年より愛育病院に勤務。日本初の周産期センター(東京女子医大)の第3期生として入局以来、周産期医療を中心に活動。自身も44歳での出産経験がある。『35歳からの出産を選ぶあなたに』(亜紀書房)監修。
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「妊娠にふさわしい体づくりを意識するなら、日常生活の中でいくつか注意すべきことがあります」と話すのは、愛育病院産婦人科医長の中山摂子さん。具体的には、次の4つの点に注意するといいのだそう。
(1)1カ月3kg以上のダイエットは控えて
妊娠しやすい体であることの基本は、月経周期が安定していること。そのため、月経周期を乱してしまう行為は極力避けるべきで、なかでも1カ月に3~4kg以上の体重の増減が起こると、月経周期に大きな影響を与えるのだとか。過激なダイエットや暴飲暴食は、禁物と心得て。
(2)急激にハードな運動に挑戦するのはNG
体を適度に動かすことは、冷え性の改善やストレス発散などにつながるのでおすすめだけれど、あまりスポーツ経験のない人がいきなりフルマラソンに挑戦するなど、ハードな運動を急激に取り入れることは体に大きな負担をかけ、月経周期の乱れなどを招く場合もあるのだそう。運動は、自分の体力に合ったものを適度に行うようにして。
(3)不眠や不規則な睡眠リズムを避ける
睡眠不足や睡眠の時間帯がバラバラ…などといった、不眠や睡眠リズムの乱れは、女性ホルモンのバランスの乱れを招き、月経トラブルや卵巣機能の低下などにつながる可能性もあるよう。早寝早起きの習慣を守り、夜は部屋を暗くして眠り、朝になったらカーテンを開けて太陽の光を浴びることが大切。
(4)葉酸が多く含まれる食材を積極的にとる
近年、妊娠時に積極的に摂取することを進められている栄養素のひとつに葉酸があるけれど、妊娠前の女性も多くとるといいみたい。葉酸は、ホウレンソウ、ブロッコリー、クレソン、モロヘイヤ、レバー、ウナギなどの食材に多く含まれているので、そうした食材を多くとるように心掛けてみて。ただし、サプリメントでとる場合は、多くとりすぎないように注意を。
これらの4つのポイントは、どれもすぐに実践できることばかり。さっそく今日から取り入れてみて!
愛育病院・産婦人科医長。東京女子医科大学卒業後、同大学産婦人科教室入局。平成6年より2年間の米国衛生研究所(NIH)留学を経て、平成9年より愛育病院に勤務。日本初の周産期センター(東京女子医大)の第3期生として入局以来、周産期医療を中心に活動。自身も44歳での出産経験がある。『35歳からの出産を選ぶあなたに』(亜紀書房)監修。
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