日本初公開！　ゴッホの「糸杉」が上野 東京都美術館にやって来る！

「芸術の秋」っていうくらいだし、いちばんアートに触れる機会が多いシーズン。普段はあまり芸術方面には興味がな～いって人でも、おそらく名前だけは聞いたたことがあるハズの、世界三大美術館のひとつ。ニューヨーク市のメトロポリタン美術館（愛称：Met メット）の大規模なコレクションが上野の東京都美術館で来年1月4日まで開催中。

メトロポリタン美術館は約200万点もの所蔵品を誇る、世界最大級の美術館として位置付けられていて、そのコレクションの規模と幅広さは米国随一！　世界各国・各地域の美術作品だけでなく、楽器、武具・甲冑、写真など、さまざまなジャンルの美術・工芸品を鑑賞できる、まさに“美の殿堂”の名にふさわしい美術館。アートファンであれば誰もが「一度は行ってみたい」憧れの美術館としてもおなじみ。今回の「メトロポリタン美術館展 大地、海、空―4000年の美への旅」は、そんなメトロポリタン美術館の所蔵する貴重なコレクションから、「人類の美の遺産」を全133点紹介してくれる大規模な展覧会。

今回の展示では、「自然」がテーマ。なかでも特に大注目なのが、日本初公開となるゴッホの「糸杉」。1889年、サン＝レミの精神病院にいた時期に描かれたもので、うねるように描かれた空の様子や、木が印象的な作品。今回の機会を逃すと、この作品を日本で鑑賞できることはなかなか訪れないはず。貴重なチャンスをお見逃しなく！　ほかにもレンブラントやターナー、モネ、ロノワールら有名な絵画作品はもちろん、古代メソポタミア文明の工芸品や彫刻、20世紀の写真作品までバラエティ豊か。これだけ多彩な作品を一度に鑑賞できるのが、メットコレクションの醍醐味♪

都内で生活していると、自然に触れられる機会は少ないけど、作品を通して自然の偉大さや美しさを感じさせてくれそうな展覧会みたい。1人でじっくりと鑑賞するのもオススメだし、もちろん彼と訪れても格別な時間を過ごせるはずだから、ぜひ一緒に訪れてみて！

会期／2012/10/6（土）～2013/1/4（金）

開室時間／9：30～17：30（金曜日は20時まで、土曜日は18時まで）

休室日／毎週月曜、1/1（ただし10/8、12/24は開室）

観覧料／一般1600円、学生1300円、高校生800円

アクセス／JR「上野駅」公園口より徒歩7分


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